富士山 夜明け前の国道137号線を笛吹市側から河口湖方面に車を走らせていた。御坂峠を下り始めた頃、遠方に富士山が現れた。稜線が創る菱型に心を奪われる。麓(ふもと)の湖と町並みを従えたそれは、さしずめ葛飾北斎の富嶽三十六景のようだ…。 風が雲を運び、刻一刻とその様相を変えながらも「禅修行をする高僧」のように座り続けている。 その神々しいまでもの姿に誰しもが魅了され慈しむ。思わず手袋を外し合掌‥‥by 濱 覚 (2013.12.20)