
美人林(びじんばやし)
真昼の星を探すように、冬枯れが始まる里へ車を走らせた…。
新潟県松之山は、十日町市に位置する日本有数の豪雪地帯である。刈り入れの終わった農道を行くと突然、美人林の標識が出現した。あまりにもブナの立ち姿が美しいことからその名称がつけられたそうである。
それにしても、大木(たいぼく)の下というものは何と安堵するものであろう。
「寄らば大樹の陰」とはこのような心境を言うのであろうか?「そっと幹に耳をあて紡いできた日々を聴く」伸びた影を追うように、枯葉が音もなく舞い落ちる。そろそろ長い冬が始まる。‥‥by 濱 覚
(2013.11.20)